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「削る」という選択——Trstが「世界一アプローチ先を見つけるAI」に特化する理由

Trst

 

スタートアップの成長過程で、チームが陥りがちな罠があります。「顧客に喜んでもらいたい」という思いから、機能を追加し続けてしまうことです。株式会社KiAI(キアイ)が開発するBtoBマッチングAI「Trst」は今、その逆——「削る」という選択に向かっています。

 

🎯 顧客が本当にお金を払っているものは何か

Trstを使っていただいている顧客の声を丁寧に聞いていくと、ひとつの共通する価値が浮かび上がってきました。

それは、「自社のマニアックな技術・プロダクトを理解し、世界中から『刺さる相手(ニッチ企業)』を見つけてきてくれること」です。

私たちは当初、多くの業務を自律的にこなす「AI社員」という大きなビジョンのもと、幅広い機能を設計していました。しかし顧客が最も強く反応し、継続利用の意思につながっているのは、「精度の高いマッチング」というひとつの核でした。

この気づきが、今回の出発点です。

 

✂️ 「削る」ことが、価値を高める

スタートアップがよく陥るのが「機能の過剰構築」です。

「あれもできる、これもできる」という状態は、一見強みに見えます。しかし現実には、開発・運用のリソースが分散し、最も顧客に価値を届けている機能の改善速度が落ちてしまいます。

Trstが今選んでいるのは、BtoBの見込み客探索・審査精度を極限まで高めることへの集中です。「あれば嬉しい」周辺機能は、一時的にバックログへ戻します。

これは後退ではありません。顧客が最も価値を感じるコアに、チーム全体のエネルギーを集中させる選択です。

 

🔍 「AIリサーチャー」というポジションへ

「自動でアプローチを送り続けるツール」は、世の中にすでに多く存在しています。

私たちきあいが目指すのは、それとは異なるポジションです。「自社の技術・製品の本質的な価値を理解し、世界中のニッチな需要と結びつけられる唯一のAIリサーチャー」——そこに特化することで、はじめて生まれる差別化があると考えています。

「このAIでなければ、うちの技術を理解してくれる相手が見つからない」。そう感じていただける状態を作ることが、現フェーズにおける最大の目標です。

 

🚀 「何をやらないか」を決める勇気

今回の方向性を固めるにあたり、改めて確認したことがあります。それは、「この機能は顧客のためか、それとも私たちの安心感のためか」という問いです。

スタートアップの意思決定において、「何をやるか」と同じくらい「何をやらないか」は重要です。絞り込むことで、オンボーディングの体験を深め、顧客が最初の「ああ、これだ」と感じる瞬間(アハ体験)を、より素早く・より確実に届けられるようになります。

KiAI(キアイ)は引き続き、顧客の声と事業の実態に誠実に向き合いながら、Trstを育てていきます。

 

#Trst #KiAI #キアイ #BtoB #海外展開 #AIスタートアップ #PMF

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