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「国内にも、探している企業がいた」——Trstのポジショニング修正について

Trst

 

株式会社KiAI(キアイ)代表の大場です。今回は、Trstのポジショニングを修正したことについて書きます。決断の理由と、その背景にある学びを正直にお伝えします。

 

🔄 動いたのは、ユーザーの側だった

Trstはもともと「海外展開支援ツール」として設計・訴求してきました。自社の技術・製品の強みをもとに、海外でぴったりの潜在顧客を見つけ、監視し、AIでアプローチする——それがコアバリューの前提でした。

ところが、既存ユーザーの中から、海外展開ではなく「国内の新規開拓」にTrstを使い始める動きが出てきました。プロダクトの設計意図とは異なる文脈で、同じ機能が価値を発揮していたのです。

これを「想定外の使われ方」として読み飛ばすこともできました。ただ、ユーザーが自分たちの文脈に合わせてプロダクトを使い倒しているなら、その事実の方を正として動くのが筋だと判断しました。

 

⚙️ ポジショニングを修正した

私たちは今回、Trstのポジショニングを以下のように修正しました。

修正前: 海外展開支援ツール

修正後: 伝統的製造業 × AI × シグナル型GTMプラットフォーム(国内・海外の双方をカバー)

中核となるコンセプトは「シグナル型アウトバウンド」です。企業名リストの抽出にとどまらず、Web上の膨大なデータからターゲット企業が動いた兆候(シグナル)をAIが検知し、タイミングの良いアプローチを自動で行う——そのサイクルをプロダクトとして提供します。

営業専任担当を置けない製造業の中小企業において「人員を増やさずに新規開拓できる」という点が、実際の商談で最も響いていた訴求ポイントでした。プロダクトが語る言葉を、実態に合わせて更新しています。

 

😅 競合が多い領域に踏み込む怖さも、正直に

一方で、この方向性へのピボットに際して正直に申し上げると、「競合の多い領域に入るのが怖い」という感覚もありました。

海外展開という特定文脈に絞ることで差別化を保っていた部分があり、それを崩すことへの不安は確かにありました。

ただ、「差別化のためにユーザーの実態から目を背ける」という選択は、長期的に筋が悪い。競争の激しさより、「プロダクトが本当に誰に届いているか」の方を優先するのが、今のフェーズの正しい意思決定だと考えました。怖さを認識しながらも動くのと、見えていないまま動くのは、意味が違うと思っています。

 

📋 次のアクション:LP修正とメッセージの整合

今回のポジショニング修正に合わせて、ランディングページのコピーと訴求構造を更新します。伝えたいメッセージは以下の通りです。

「その技術力、探している企業が必ずいます。」

展示会・紹介・既存顧客への掘り起こしという従来の手法の限界を感じている製造業の方々に、Trstが「次の手」として届くよう、体験の設計を整えていきます。

ポジショニングを変えることは、誰に届けたいかをより正直に表明することです。きあい(KiAI)は、その誠実さを事業の軸に置きながら、次のフェーズを進んでいきます。

 

#Trst #KiAI #キアイ #GTM #製造業 #スタートアップ #ピボット

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